では、後半参りましょう^^
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マズローの欲求五段階説
生理的欲求、安全の欲求、所属と愛の欲求、尊重の欲求、自己実現の欲求の順に人間の欲求が満たされるという考え。
生徒のモチベーションや行動を理解するのに役立ちます。
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反復曲線
情報を繰り返し学習することで、忘却を防ぎ記憶の定着を助けるという考え方。
特に初回の復習が重要とされています。
成長マインドセット
キャロル・ドゥエックによると、能力は固定的ではなく成長するものという信念を持つことが、学習における成功のカギです。
成長マインドセットをもった人物は、困難に遭遇したときに、これを成長の機会と捉え乗り越えようと努力をします。その努力の結果、能力が開花し、やがて大きな成果につながっていきます。
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動機づけの理論
何かを欲求して動かす(される)ことで、目標を認識し、それを獲得し実現するために、方向づけしたり行動したりすることを言います。
内発的な動機付けを促進することで、子どもたちの学習意欲や持続力を高めることが出来ます。
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メタ認知
自分が認知していることを客観的に把握し、制御することを言います。
つまり「認知していることを認知する」ことです。
学習や思考のプロセスを意識し、それを調整する能力のことで、子どもたちに自らの学習方法や思考過程を振り返らせることで、学習効果を高めることができます。
学習の最後に振り返りを入れる理由です。
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多重知覚理論
知性(才能や能力)は1つではなく複数あるというもの。
子どもたちは異なる学習スタイルをもっているとされ、視覚的、聴覚的、運動的など、さまざまな方法で情報を取り入れることが提唱されています。
言語、数理・論理、空間、身体運動感覚、音楽、人間関係、内省、自然 の8つの範疇があるとされています。
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認知的負荷理論
脳のワーキング目盛りが常に処理している「情報量」を指し、脳への情報のインプットが私たちの認知能力にどのような負担をかけるかを表しています。
学習中の情報処理の負荷を考慮し、適切な量と質の情報を提供することで、学習効果を最大化することができます。
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自己決定理論
人は、最も高次的な欲求である自己実現に向かって成長していくという考えを示したもの。
内発的・外発的な動機付けの要因を理解し、子どもたちの自主性や選択の自由を尊重することで、学習意欲を高めることができます。
やる気を引き出す動機付けは、自分が決めた程度(自己決定)が大きいほど、大きくなるという理論です。自ら考えて決めた自己決定は、内発的な動機付けともいわれ、自律的でやり抜く意思が強固になります。
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いかがでしたか?
すぐに使えるものから、日々の教育活動に意識するだけでも効果がありそうなものを集めてみました!
未来を担う子どもたちの教育のために、
教師も楽しく意欲的に学ぶことが大切ですね^^
kanata
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